
あちこちで、いろんなピアノに触れさせてもらってます。
今回は、東京で、何台のピアノに触ったかな・・。
ものすごく驚いたピアノに出会い、そうだったのか、、となにか合点がいった、というか、。
タッチと、ピアノのアクションと、そこから出てくる音と、イメージして練習してたとおりのピアノに出会いました。
実際にあった!!!!
と、これからの軸になる出会いでした。
出会ったこともないのに、自然と、なぜか、そういう弾き方と、そういう音と、浮かんできて、なぜなのか自分でもわからなかったのですが、
実際に実存した、というのが、ビックリしたとともに、「あったんだ」
と、なにか、大きくホッとしました。
戦前のべヒシュタインでした。アクションも、音も、今のべヒシュタインとも、また、だいぶ違います。
ナチスからの弾圧とかで、一回、そこでとぎれたそうです。
2か所で、古いべヒシュタインを弾かせてもらえませたが、一か所は、120年前の、で、宮廷とかで使用されてたそうです。こちらもアクションは、イメージに近かったのですが、低音が、響きがイメージと違いました。
いずれにしても古い楽器が、とても、共感しました。
本当に、あくまで好みの話ですが、
好みの音、アクション、、、以前、ちどり保育園で出会った楽器も、そのとき、廃棄処分にする、、、と言われてたけど、コンサートは新しいピアノでなく、この古いほう(カワイの、、えっとちょっと番号は忘れました。台数限定の、、)の楽器で、って、お願いしまくったこともありました。
時や、場所や、越えて、共感した。
ということは、とてもとても、興味深いことでした。
横に、縦に、脈々と、つながってる、と思いました。
作った職人さんの気合い、、というのでしょうか、、意識、というのでしょうか、、
感動します。
そして、そんなことを、近所の友人と話していると、それは、ピアノだけでなく、他の、いろんな道具や、織物、陶器、、、、なんでも、、通じる話だよね、、と話し、
その、縦横のつくる面の中に一点、生まれてこれたんだなーと思いました。
なんらかの意識を、見たもの、聞いたもの、触れたもの、嗅いだもの、全てのものから、感じ、それを、また、自分という一点から、発して。
新曲の「時の空」に、偶然、合い通じることだったので、驚きです。
それにしても、イメージしてたピアノが実存してた、というのことは、今後の人生に大きな意味を持ちました。
写真は、木をちょっと工夫して、音響を整えている部屋の一角。
こんなふうに、なげない工夫されてることが、ピアノの音を本当に愛しておられるのだな、、、と、とてもとても嬉しく感じました。
感動の旅でした。また、コンサート、頑張っていきます。